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初夏の坂東・水海道、里山散策

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田んぼに張られた水が新緑の里山風景を映し出す、坂東のベストシーズンを味わいに、Iさん、taboomさんと出掛けてきた。



待ち合わせ場所のきぬ総合公園に到着すると、お二人は先着。既に自転車を準備されていた。
IさんはBSモノックスス。
元27インチ用に700Cホイールをセット。ブレーキレバー・アジャスターやバッグサポーター等、Iさん自ら工夫や加工を施したオリジナルパーツも組み込まれている。

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taboomさんは東叡27インチランドナー。
650Bをオーダーしようとしたところ、「こっちの方がいい」とH野氏直々に27インチを進められたとのこと。Iさんのモノックスが元27インチであったように、当時は700Cより27インチの方が一般的であったのだ。

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自分は先週に引き続いての東叡28Cを、急いで車から降ろし組み立てる。

最初に向かったのは、水海道ゴルフクラブ裏から猫実方面へ、谷津状に細長く広がる水田エリア。
先週訪れたときはまだ水が引かれ始めたばかりであったが、本日は既に広範囲が覆われている。

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空も、この連休中一番ではないかと思われる好天。
一方、未舗装の足元は昨日までの雨で、かつてない程の泥濘よう。

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3人ともパセラ装備の自転車を持ち込んでいたが、粘土状に泥濘んだ泥の路面には、トレッドに切られたV字の溝も全く歯が立たない。
後輪を右に左にとズリズリ滑らせながら、泥を掻いて進むような有り様であった。

堪らず一旦外界へと脱出し、コンビニで唐揚げ串を購入。
食べ終わった串で、そこここに詰まった泥を掻き落とした。
H野氏が絶妙なクリアランスで組み付けたマッドガードも泥詰まり。

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おフランスの骨董品も泥まみれ。

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ホイールを抜いたガード裏、上下ブリッヂなど、あらゆる所に付着した泥を串で突っつき、最後はウェットティッシュでフレームを拭き上げた。

お二人が坂東方面へ来られるのはしばらくぶりなので、菅生沼にも立ち寄ることにした。

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広々と爽快な眺めを前に腰を下ろすと、ついつい話に興じてしまう。
アマ●ン定期便の健康に及ぼす影響から正しい活用方法、一般に深海魚と認識されるボウエンギョは果たして本当に魚なのか否か等々、幅広く高尚な話題にそれぞれの意見をぶつけ合った。

昼が近付いてきたので腰を上げ、水海道方面へ移動。

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空と雑木林の映り込みに目を引かれる。

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水海道諏訪神社・大けやき。

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昼食は本日も、水海道の糀屋さん。

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先客が一組ある様子だったが、別室に通されており、いつもながらの静かな食事を楽しむことができた。

帰路は鬼怒川を橋一本北上、水海道有料道路(自転車無料)の橋を渡り少し遠回り。

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朝とは違い、この辺りは一面広々とした平野だ。

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前方に煙突が見える。

元、醤油屋さんだかの煙突だけが残っているものと前に聞いたが、個人のお宅の中にあるため、外から。

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何の木だろう。ティオさんの好きだった印西の榎を思い出させる枝振りだ。

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デポ地には早めの午後に帰還し、それぞれ帰路へ。

短い距離の散策ながら、楽しい時間を過ごすことができました。
Iさん、taboomさん、お付き合いいただき、ありがとうございました。

Commented by taboom_ex at 2019-04-30 10:54
今回も初夏と言って良いバンドウを楽しむことができました。ありがとうございました。
泥道は参りましたが、あのシーンで4Catsさんの自転車に対する愛の深さを再認識することができました。
ちなみに、I氏は家帰って水洗だ〜って言ってましたしね(笑)
しかし、いろんな話を回したけど結局は「望遠鏡は魚じゃありません」に全てを持って行かれました。
とても楽しい1日でした。
Commented by the_4th_cat at 2019-04-30 12:18
コンビニではお待たせしてしまいました。
愛と言うより、後で固まった泥汚れ落とすの大変じゃないですか。また、白いと汚れが気になってしまうのです。

あのバスガイドが「すごいね」とほめてくれていたら、今頃は私が元祖さかなクンになっていたかもしれないと思うと、残念でなりません。
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by the_4th_cat | 2019-04-28 19:56 | 坂東サイクリング | Comments(2)

'70~'80年代のちょっと古いパーツで組み上げたお気に入りの自転車で行くサイクリングと、20万キロ超えの過走行ALFA145のメンテナンス&ドライブ記録。


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